子ども英会話スクールの外装リニューアル事例|安心感と視認性を両立|フレキシブルボードを使った鎧張り|株式会社センシン

2025.11.20
  • ファサードリニューアル, ジム・スタジオ・教室
BEFORE
AFTER

工事名

Blossoming Kids TAKATUKI  外装リニューアル

連絡先

-

住所

大阪府高槻市

工事期間

2024/08/22~2024/09/27

営業内容

子ども英会話スクール

面積

-

工事金額

450万~550万

URL

https://www.blossomingkids.jp/

その他

-
子ども英会話スクール外装リニューアルの依頼をいただきました  外装リニューアルの目的として 車窓からの視認性を向上させる 子どもたちが安心できるやさしい色使い などが求められます
既存看板の再利用検討 しかしこの種類の看板は外す際に折れたり割れたり破損リスクがあります
こちらの看板は重ね貼りでリニューアル予定
こちらの看板も重ね貼りでリニューアル予定 照明はLED蛍光灯に更新
建物が道路から離れているため車窓からの視認性が低いことが課題となっており、通行中でも認識しやすい外観づくりを目的に外装リニューアルを行うことになりました。あわせて、子ども向けスクールであるため、子どもたちが怖がらず安心して通えるよう、やさしい色使いを取り入れることも重要なポイントとなっています。
工事中のポイントは
フレキシブルボードで表情と奥行きを演出既存の壁を壊したり大きく手を加えたりせず、新たな外壁を外側に設ける計画とすることで、休校せずにリニューアル工事を進めることが可能です。ってことで新設壁の位置を示すためにテープを貼って確認作業中
新たな壁の基礎となるコンクリートブロックを設置
電柱から建物へ引き込まれている電気ケーブルが、新たに設ける外壁と干渉するため、現在その移設作業を進めています。この工程を省くと後々のトラブルにつながる可能性があるため、非常に重要な作業となります。
足場の設置については、一般的に見られる建物全体を覆う足場では今回の作業に適さないため、ローリングタワーを採用しています。ローリングタワーは、移動・解体・組み替えが容易で、作業効率を高められる点が大きなメリットです。
新たな外壁の下地造作が完成しました しかし暑い 日陰に避難
透湿シート施工中
木製造作の出窓部分を染色中 防腐剤が入ってるので屋外では必須です
フレキシブルボードはタタミほどの大きさがあり非常に重いため、メーカーに依頼して縦に真っ二つに切断してもらいました。これは施工性だけでなくデザイン上の意図もあり、分割したボードを外壁として貼り重ねていきます。
フレキシブルボードを下から順番に重ねて貼っていきます
重ねて貼ることでフレキシブルボードが斜めになり水の侵入を防ぐとともに、凹凸をつけることで陰影が生まれ、壁に表情と奥行きを与えます。
フレキシブルボードの鎧張り完成です
着色する前の下地としてプライマーを塗布
プライマーを塗らないと面白いように塗装が剥がれるのでご注意ください
着色工程 プロは細かいところや隅っこから塗っていくんです
着色工程の下塗り そのあとで中塗りです
最終着色工程 仕上げ塗り 最低でも3回塗り重ねないとまだらになってしまいます 今回は4回でした  色種によって発色をよくするために下塗りの色も変えたりするんですよ 真っ赤ならば下塗りはピンクとかです
新しいドア枠の調整を行っています。奥の白い枠は既存のドア枠で、工事中も施錠できるようあえて残していました。このような対応を可能にするには、既存のアルミサッシと同じサイズで木製建具を作る必要があります。作業の順序や進め方は会社によって異なりますが、事前の計画が非常に重要です。
気球のイラストはインクジェットシート ペンキで描くこともありますが最近は技術と品質が向上しているので印刷して貼り付けることが多いです
看板とテントを設置中 強風の時でもテントがガタつかないように壁の中には補強の下地が入ってます
無事完成しました
様々な色彩パターンやサインパターンからの選定です
既存看板も一新されました
こちらも更新
イラストや看板が加わり楽しい感じです
駐車場スペースを活用できたため、工事もスムーズに進めることができました。
夜間の様子
ライティングは壁面全体が照らされるように計画
LED誕生のおかげで消費電力を気にすることなく照明を配置できるようになりました
前回よりロゴは小さくなりましたがさまざまなメッセージが増やせました
明るいので夜間でも安心です
この度のご発注誠にありがとうございました! 今回のポイント 外装リニューアルの目的 建物が道路から離れているため、車窓からの視認性を高めることが課題でした。 通行中でも認識しやすい外観にすることを目的に、外装リニューアルを実施しました。 また、子ども向けスクールであるため、子どもたちが怖がらないやさしい色使いを採用し、安心感を与えるデザインとしています。 施工工程の工夫 休校せずリニューアルを実施 既存の壁を壊したり大きく手を加えたりせず、新しい外壁を外側に設ける計画とすることで、休校せずに工事を進めることができました。新設壁の位置はテープで明示して確認作業を行っています。 重要な工程の実施 電柱からの電気ケーブルが新しい壁に干渉するため、移設作業を行いました。この工程を省くと後々のトラブルにつながるため非常に重要です。 足場の設置 一般的な建物全体を覆う足場では作業効率が低いため、ローリングタワーを採用。移動・解体・組み替えが容易で、施工効率を高められます。 フレキシブルボードで表情と奥行きを演出 フレキシブルボードはタタミほどの大きさがあり重いため、メーカーに依頼して縦に真っ二つに切断。施工性だけでなく、凹凸をつけることで陰影が生まれ、壁に表情と奥行きを与えます。 ドア枠の調整 新しい木製ドア枠は既存のアルミサッシと同サイズで製作。奥の白い枠は工事中も施錠できるよう残し、計画的に施工を進めました。作業順序や進め方は会社によって異なりますが、事前の計画が非常に重要です。 作業効率化の工夫 駐車場スペースを活用することで、工事もスムーズに進みました。 細かい作業や隅部分の着色も、プロの手順に沿って丁寧に行っています。

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